先日、11月10日(水)に行われました俳句会の結果を掲載いたします。
リアル句会参加3名、メール参加3名
各5句投句、5句選句(内1句特選)
俳句、作者、選者(◎は特選、〇は並選)
どこ流る定めなき世の冬銀河 美里 ◎弁闘 ◎耕也
待ち合わせ公孫樹の下の三とせ越し 耕也 ◎スゥ。 ○弁闘
順序よく水面に水鳥すべり降る 美里 ◎留五郎
ちり鍋に蓋とり眼鏡とり向かう スゥ。 ◎かかし
雀蛤になる星のない街 弁闘 ◎美里
共布のマスクと晴着七五三 スゥ。 ○弁闘 〇かかし ○留五郎
スカートの鳥獣戯画に紅葉舞う 弁闘 ○耕也 ○スゥ。 ○留五郎
本棚に檸檬の骸置きに行く 弁闘 〇耕也 ○スゥ。 ○留五郎
気休めに立てた案山子の太き眉 かかし 〇耕也 ○スゥ。 ○美里
散紅葉手水の上で色放つ 美里 〇かかし ○留五郎
初時雨湯に焼酎を注ぎけり 美里 ○弁闘
赤とんぼ夕日に名残り告げて行き 耕也 〇かかし
深窓に絡みつく闇紅い蔦 弁闘 〇耕也
角切りを逃れて参道ふさぐ鹿 弁闘 〇かかし
ゆたんぽの湯で手水とる朝まだき スゥ。 ○弁闘
雨上がるビニル傘越し天高し かかし ○美里
冬支度固き結び目力こぶ かかし ○美里
冬支度終え定位置に戻る猫 かかし ○美里
虫採った小さな指としたり顔 留五郎 〇耕也
鍵盤に小さな両手秋の音 留五郎 ○スゥ
次回は12月8日(水)18時半開場 19時投句締切
5句投句 年末、冬の季語で。。
参加費500円(メール参加も500円です)
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