先日、1月12日(水)に行われました俳句会の結果を掲載いたします。
リアル句会参加4名、メール参加3名
各5句投句、5句選句(内1句特選)
俳句、作者、選者(◎は特選、〇は並選)
白味噌の雑煮を祝う西へ嫁す スゥ。 ◎亀鶴 ◎弁闘
福笹の小判陽射しに真めく スゥ。 ◎かかし ○美里 ○弁闘
冷たき間水仙の香に救われる 美里 ◎留五郎 〇スゥ。
初席や頬も心も緩む午後 留五郎 ◎美里
初空は電線交叉の奥にあり かかし ◎スゥ。
カラス鳴けおせちはいらぬ常の酒 弁闘 ◎耕也
大吉も明日には忘る初御籤 スゥ。○亀鶴 ○弁闘 ○かかし ○耕也
ありし日の新国劇や寒椿 亀鶴 ○留五郎 ○耕也 ○美里
厄参りまんじゅう提げて帰る道 留五郎 ○弁闘 ○耕也
白足袋の輝き増して磨き床 美里 ○かかし ○耕也
琴の音やひとまばらなり商店街 耕也 ○留五郎 〇スゥ
初詣夢二好みの女性に遇い 耕也 ○亀鶴 ○留五郎
お互いを労りながら初詣 亀鶴 ○かかし
初詣願ふ数だけ鈴鳴りぬ かかし ○弁闘
スタンプの被らぬ様に初LINE かかし ○亀鶴
初空にマスクはずして深呼吸 美里 ○かかし
シャッター街見る人もなく松納め 美里 〇スゥ。
逢へぬなれど生きてる証し年賀状 耕也 ○亀鶴
日残りて暮るるに近しけふの春 耕也 ○美里
食卓を乾拭いてさて初日記 留五郎 〇スゥ。
未明粉雪はげた横断歩道 弁闘 ○留五郎
初詣では間に合わぬ神頼み 弁闘 ○美里
次回は3月9日(水)18時半開場 19時投句締切
春の季語で5句作成してお越しください。
参加費(メール参加も)500円