伝楽亭からこんにちは

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2022年1月伝樂亭俳句会結果発表

先日、1月12日(水)に行われました俳句会の結果を掲載いたします。

リアル句会参加4名、メール参加3名

各5句投句、5句選句(内1句特選)

俳句、作者、選者(◎は特選、〇は並選)

 

白味噌の雑煮を祝う西へ嫁す スゥ。 ◎亀鶴 ◎弁闘

福笹の小判陽射しに真めく スゥ。 ◎かかし ○美里 ○弁闘

冷たき間水仙の香に救われる 美里 ◎留五郎 〇スゥ。

初席や頬も心も緩む午後 留五郎 ◎美里

初空は電線交叉の奥にあり かかし ◎スゥ。

カラス鳴けおせちはいらぬ常の酒 弁闘 ◎耕也

大吉も明日には忘る初御籤 スゥ。○亀鶴 ○弁闘 ○かかし ○耕也

ありし日の新国劇や寒椿 亀鶴 ○留五郎 ○耕也 ○美里

厄参りまんじゅう提げて帰る道 留五郎 ○弁闘 ○耕也

白足袋の輝き増して磨き床 美里 ○かかし ○耕也

琴の音やひとまばらなり商店街 耕也 ○留五郎 〇スゥ

初詣夢二好みの女性に遇い 耕也 ○亀鶴 ○留五郎

お互いを労りながら初詣 亀鶴 ○かかし

初詣願ふ数だけ鈴鳴りぬ かかし ○弁闘

スタンプの被らぬ様に初LINE かかし ○亀鶴

初空にマスクはずして深呼吸 美里 ○かかし

シャッター街見る人もなく松納め 美里 〇スゥ。

逢へぬなれど生きてる証し年賀状 耕也 ○亀鶴

日残りて暮るるに近しけふの春 耕也 ○美里

食卓を乾拭いてさて初日記 留五郎 〇スゥ。

未明粉雪はげた横断歩道 弁闘 ○留五郎

初詣では間に合わぬ神頼み 弁闘 ○美里

次回は3月9日(水)18時半開場 19時投句締切

春の季語で5句作成してお越しください。

参加費(メール参加も)500円