2月13日(水)に行われました伝楽亭新春俳句会の結果を発表いたします。
俳句会参加者8名不在投句1名
◎は特選各人1句選、○は並選各人2句選
羊歯萌ゆるこびとの杖の忘れもの 美里 ◎◎○
冬の朝手にクリームの通勤路 緑生 ◎○
ひるがえり山に溶けゆく冬ガラス 美里 ◎○
夕暮れて古書街灯りの菜の花忌 留五郎 ◎○
孕み鹿異国の客の目の和み すぅ ◎
二月堂練行衆の火の粉かな 耕也 ◎
手をつなぎ立ち止まった夜夕霧忌 弁闘 ○○
遠山の雪崩音無く人を呑む 弁闘 ○
平成も行くか紀元節温し すぅ ○
風立ちて菅公慕ひ梅が飛ぶ 耕也 ○
梅かほる今も昔も山越えて 耕也 ○
小枝にものせて今朝のなごり雪 しぶき ○
あかぎれの指しなやかに宙を舞う しぶき ○
蝋梅の香り肴に梅見酒 緑生 ○
節分や追はれし鬼と鉢合せ かかし ○
黒塀を越へ梅の香の漂へり かかし ○
次回は4月10日(水)【原則偶数月の第二水曜日】18時開場 19時投句締切
冬の季語の俳句を3句作ってお集まりください!