伝楽亭からこんにちは

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2024年5月伝楽亭俳句会結果発表!

5/8(水)に行われました伝楽亭俳句会の結果を掲載いたします。

5句投句 5句選、内1句特選

リアル参加6名 メール等参加2名

表記は 俳句 作者 選者(◎は特選、〇は並選)

 

影に溶ける日傘の下の泣きぼくろ スゥ。(◎留五郎、◎耕也、〇かかし、○弁闘)

竿たぐる人影丸く藻刈り舟 しぶき(◎弁闘、◎美里、〇留五郎)

セリ市に素早き影や初燕 初音(◎かかし、〇耕也、○美里)

鮑獲る海女の小刀指の慣れ かかし(◎スゥ。、〇しぶき、〇美里)

山あいのせせらぎ早し若葉もゆ 初音(◎しぶき、○留五郎)

髪洗う湯音響いて昼銭湯 スゥ。(○留五郎、〇しぶき)

太古の陽薄墨桜の向こう側 美里(○耕也、○スゥ。)

さやパチリ豌豆コロリ緑キラリ 美里(○留五郎)

雨あがる厚かましきほど若葉萌え 美里(〇かかし)

四月待たず五分に膨らむ淀の岸 留五郎(○スゥ。)

菖蒲手に古老と語る朝湯かな 留五郎(〇弁闘)

茅渟の海白浪立ちて春盛る 留五郎(〇美里)

レンガ塀異人館に夏の雨 しぶき(〇かかし)

紫陽花や古い喫茶のモーニング しぶき(○耕也)

籐椅子へもたれ顔に碁盤の目 スゥ。(〇弁闘)

草笛が下手であの子は振り向かぬ スゥ。(○弁闘)

アロハシャツ風が膨らすヨットの帆 スゥ。(〇しぶき)

古書店に音無く客無く春過ぎぬ 弁闘(〇かかし)

鯉のぼり女人高野の道半ば 弁闘(○耕也)

アスファルト濡れ花の屑掃き切れず かかし(○スゥ。)

白蒸しの穴子三つ葉と椀の中 かかし(○スゥ。)

風に堪え花の蕾膨らめる 初音(〇しぶき)

終活や海舟も詠む蜀魂 耕也(〇美里)

 

次回は7/10(水)※奇数月第二水曜日
18時半開場、19時投句締切
5句投句
参加費500円※メール等での参加も500円です。