1/10(水)に行われました伝楽亭俳句会の結果を掲載いたします。
5句投句 5句選、内1句特選
リアル参加6名 メール等参加1名
表記は 俳句 作者 選者(◎は特選、〇は並選)
蕾まで手鞠のごとし寒椿 弁闘 (◎留五郎、◎耕也、◎美里、〇スゥ。、〇かかし)
若松や水引ききりり床の間に 初音 (◎かかし、○耕也)
四姉妹長女を待つや女正月 留五郎 (◎スゥ。)
初雀ついばむ枯木も新しき 美里 (◎弁闘)
雪山や孤舟蓑笠が糸垂るる 耕也 (○留五郎、○弁闘)
年始め平穏願ひ裏切られ 耕也 (○美里、〇かかし)
ひとの世や昏るるに近し松飾り 耕也 (○スゥ。)
政十日戎も渋き顔 耕也 (○美里)
朝日出ず生駒の峯の初あかね 初音 (○留五郎、○美里)
初詣足音軽し下駄の音 初音 (○留五郎)
爪に詰まるミカンの繊維里帰り スゥ。 (○留五郎)
おおみそか枯れるを知らぬ蘭華咲く スゥ。 (○弁闘)
開牛蒡噛みしめている地震の夜 スゥ。(○美里)
橋越えて明かりの見えて宵戎 留五郎 (○耕也)
初富士を車窓に据える便り来て 留五郎 (○弁闘)
年玉を配るわが子に頬緩む 留五郎 (○かかし)
初夢の秘境旅にて吟行す 美里 (○耕也)
朝日差しキンと水冷え淑気満つ 美里 (○弁闘)
重箱をうやうやしく据え初座敷 美里 (○スゥ。)
蛤の口大きく開く椀の底 かかし (○スゥ。)
手袋の左失う夜明け前 弁闘 (○かかし)
次回は3/13(水)18時半開場、19時投句締切
参加費 500円