伝楽亭からこんにちは

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2023年5月伝楽亭俳句会結果発表

5/10(水)に行われました伝楽亭俳句会の結果を掲載いたします。

5句投句 5句選、内1句特選

リアル参加7名 メール等参加1名

表記は 俳句 作者 選者(◎は特選、〇は並選)

 

割箸につまみし毛虫やわらかし しぶき(◎美里、◎スゥ。、〇かかし)

岩藤の奥深き闇匂ひ立つ 美里(◎耕也、◎留五郎)

木漏れ日を突き抜ける空今日立夏 美里(◎亀鶴、〇しぶき、〇耕也)

口広げ太れ太れやこいのぼり 美里(◎かかし、〇スゥ。)

とび跳ねる黄色い帽子山笑う 美里(◎弁闘、〇しぶき)

吹く風やわが世の春の鯉のぼり 亀鶴(◎しぶき)

午睡悪夢床の間に牡丹重くあり スゥ。(〇美里、〇留五郎、〇弁闘)

夏の蝶残る力を風に乗せ かかし(〇しぶき、〇留五郎)

右耳は地元のラジオ春の旅 かかし(〇美里、〇弁闘)

水底の村より黒い鯉のぼり 弁闘(〇しぶき、〇スゥ。)

艶やかに花実を隠す柿若葉 しぶき(〇美里、〇耕也)

風薫る花は花なり風は風 耕也(〇スゥ。、〇亀鶴)

昼ビール金色の音のサキソフォン スゥ。(〇かかし)

なんじゃもんじゃ雲真似て樹つ空の下 スゥ。(〇かかし)

修司忌にウマ娘など知らざりし スゥ。(〇留五郎)

絞め殺す腕も優美な藤の花 スゥ。(〇弁闘)

夕焼けを背に靴紐をきつく締め かかし(〇スゥ。)

車窓に早や谷に川夏近し かかし(〇亀鶴)

茶畑はなくとも八十八夜麓駅 かかし(〇亀鶴)

花過ぎぬ身過ぎ世過ぎの是非もなし 弁闘(〇耕也)

手に余る梅の実拾う子の未明 弁闘(〇美里)

首だけの如来微笑む五月闇 弁闘(〇留五郎)

青春の友垣集う花の宴 留五郎(〇亀鶴)

花水木その名を君に教えられ 留五郎(〇耕也)

知らぬ路地誘うように花明かり 留五郎(〇弁闘)

布団干し窓開け放し薄暑来ぬ しぶき(〇かかし)

花去りて藤よ菖蒲よ日の本よ 耕也(〇亀鶴)

 

次回は7月12日(水)18時半開場、19時投句締切

夏の季語で5句作ってお越しください。

参加費500円(メールでの参加も500円)